Mars: 2009年2月アーカイブ

先日、約40年前に行われたアポロ計画
をまとめたドキュメンタリー映画
「ザ・ムーン」を見てきました。
当時の熱気というかスタッフの
熱い想いがひしひしと伝わってきて
なかなか面白い映画だったです。

ドキュメントといっても
映画の内容の大半は、ヤフーのユーザーレビューでも
批判の的となっている
飛行士たちのインタビューで占められています。

冒険物とかに興味無い人には、たぶん退屈な映画かも。

映画館の大スクリーンで、
サターン5ロケットの打ち上げを
見る事が出来るだけでも
チケット代の価値あるなあと思って見に行ったのですが、
打ち上げシーンの迫力とか音響がイマイチで
ちょっと残念だったです。

一方、アポロ計画の設計センターと思われる場所で撮影された、
ずらりと並んだドラフターの映像の迫力に
圧倒されました(笑)。

「アポロって本当にあったんだ」@パズー


ちなみに最近UFOネタで大活躍中の
エドガー・ミッチェル飛行士も堂々登場しています。
もちろんアポロ計画なんて「捏造だ」って
話は一言も口にしていませんが。

全部、実写だったのかなあ。
映画なので、再現フィルムとかCGとかの境目が
よくわからなかったです。

たぶん、ぜんぶ実写なんだろうなあ。

切り離されたエンジンから撮影された、
遠ざかる指令船の映像って
どうやって撮影したんだろう。
回収したのかな。

個人的に注目していた月着陸船の
映像が地上のテスト映像を含めて
少なかったのが残念です。


指令船から切り離されてから
月面着陸に至るプロセス映像、
特に減速時や水平移動速度がゼロの状態から
着陸に至る映像を
期待していたので。

 

本当にあの機体で着陸できたのかなあ。
と個人的に疑惑がさらに広がってしまいました。
(冗談ですよ♪)

映像の中で、アポロ計画に至る、ロケット開発時に
発生した打ち上げ失敗映像と火災による死亡事故を紹介していた事が
印象的でした。

私達は、「成功」した部分しか
見ていないので、この計画を
安易に捉えている部分があると思うんですよね。

だから、そんなに簡単に月に行ける訳ないやん。
アポロ計画なんて「捏造だよ」なんて思ってしまう訳ですが。

成功に至るたくさんの「失敗」プロセスを
紹介する事で、たくさんの困難を乗り越えてきた
んだよっていう制作者のメッセージなんだろうなあ。

っていうかこの映像見て、このアポロ計画がかなり
無謀な計画で飛行士による「勇気」と国の為に「命」を
捨てる覚悟がなければ到底成功しえない途方もない計画だったんだと
つくづく感じました。

「捏造」論が出てしまうのも仕方ないのかもしれません。
実際に開発に携わり、成功の瞬間、その場にいたスタッフすら、
成功が信じられない位、奇跡的な計画だったんだろうなあ。


「答え」の存在しないテーマなのかもしれませんが、
制作者自身による何故「アポロ計画」だったのか?
何を目的に莫大な開発費をかけて
月まで行ったのかっていう映像を通じた問いかけも
たいへん印象的でした。

アポロ計画に対する納得できる明確な目的そのものが
アメリカ人自身でもよくわかっていないのだろうなあ。

面白かったのは、着陸船が月から飛び立つ際の映像で、
星条旗らしき物体がエンジンの噴射でぶっ飛んでいく様子が
写し出されていた事です。

星条旗を月に立てる為のミッションなのに、
立てる場所位、考慮しなかったのかなあ。♪

映画のラスト(スタッフロール?)では、
登場した飛行士達による
「月着陸は本当だ。」って捏造説を延々と否定していました。
俺達は「命がけ」で月迄行ったのにそりゃないぜ!
って想いが伝わってきます。

「ザ・ムーン」公式サイト

http://themoon.asmik-ace.co.jp/

 

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「Mars de Subetta」火星文明探索ホームページ

当サイトでひっそりとアップし続けている、

火星偵察衛星「マーズ・リコナイサンス・オービター(MRO)」が
搭載する「HiRiseカメラ」で撮影された素晴らしい画像が、

とうとう「Google Earth」上で
閲覧できる様になりました。

これまでは、ちょっと敷居の高いGISアプリケーションという物を使わなければ、
閲覧する事ができなかったのですが、

今回「Google Earth」がバージョン5にアップデート
された事に伴い、

新たにHiRiseカメラで撮影された高精細画像がお手軽に閲覧できるようになりました。

ここを御覧になられている皆さんが一番関心の高いと思われる場所である、
シドニア地区の「Face on Mars」も公開されています。

これで、作りかけのまま、放置状態なシドニア地区のページ作らなくて済みそうです。(笑)

(だって、わざわざ作成するのが、バカバカしくなる位、只の石ころだらけの丘なんだもん。)

石ころの一つ一つまで見える、分解能25cmを誇る高性能カメラが
撮影した画像を皆様自身の目でぜひご確認ください。

とシドニアの「Face on Mars」では、注目度が高いせいか、

圧縮度が低いというか、Subettaが公開している画像と
遜色ないのですが、他のエリアの画像は、かなり圧縮された画像のようで、

ちょっぴりがっかりです。

まあ一枚あたりの画像サイズが高圧縮された状態で、

1ギガバイト前後もあるオリジナル画像なので、
そのあたりは、仕方ないのかもしれませんが、

この「Google Earth」をきっかけに、火星に興味を
持つ方が増えたらいいなあと思う今日この頃です。

ちなみに、赤色の四角いアイコンがHiRiseカメラの画像で、
オレンジ色の四角いアイコンがCTXという広域カメラ(低解像度)になります。

 

001.jpg

 

アイコンをクリックすると説明が表示されます。

005.jpg

 

「Face on Mars」 画像左上部分にあたる、右目付近を「Google Earth」でアップしてみました。

 

 

004.jpg

 

 

003.jpg

 

 

002.jpg

 

 

古代火星文明の痕跡が写し出された、超お宝画像がこっそり公開されているかも(笑)。

 

「Google Earth 5.0」日本語ベータ版 ホームページ

 http://earth.google.co.jp/

 


 

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