日記: 2008年10月アーカイブ

金融危機のあおりなのか、
トラブルが発生してから懸命に復帰作業が続けられている、
ハッブルテレスコープの再起動に失敗したそうです。

計画の耐用年数はともかく、
なんせコンピューターを始めとする電子機器のメーカーサイドの設計寿命が

「100年!!」

とかっていうぶっ飛び仕様らしいので、
なかなか壊れない機械というのもメンテする人やメーカーにとっては、
やっかいですねえ。

米国の最先端企業には、日本の産業が誇るというか伝統の、高性能「たいまー」が
羨望の的になってるかも(笑)。


先日、AFP配信の記事で今秋の北極圏の気温が
平年に比べ5度高い記録的な水準であったという記事が
各所に配信されました。たぶん御覧になられた方も多いと思います。

し、しかし、実はかなり内容をねじ曲げているというか
ソースと内容がかなり異なるそーで、

某巨大掲示版のねらーが
AFPに直接ツッコミを入れた事がきっかけなのか?、
国内記事に関しては、内容がちょっぴり訂正された模様です。

以下ツッコミを入れた「40氏」のレスです。

はじめまして、10月18日のAFP-BBNews「北極圏で気温が5度上昇」については
気になるので、お邪魔します。この18日のニュースの表現は、事実と異なる内容でした。

このニュースは、10月17日のAFP通信のニュース
 Arctic autumn temperature hits record high
http://news.yahoo.com/s/afp/20081017/sc_afp/usclimateenvironmentarcticwarming;_ylt=AieuKKZW38iBUMb2DEE8zI0PLBIF
これを日本語にしたものですが、ここには「今秋-This autumn」とは書かれていません。

このAFP通信の元ネタは、NOAAによる10月16日付けの下のニュースです。
 Annual Arctic Report Card Shows Stronger Effects of Warming
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2008/20081016_arcticreport.html
ここでも「今秋」とは言ってません。

このNOAAのニュースは、10月6日の"Arctic Report Card"のレポートにもとづいています。
 5° C temperature increases were recorded in autumn
http://www.arctic.noaa.gov/reportcard/atmosphere.html
ここに書かれているのは
「2005~2007年の10~11月期の気温が平年よりも5度高かった」
ということで、2007年1~5月と2008年の同時期を比較した図では2008年の方が低下しています。

したがって「この秋の北極の気温は平均よりも5度高くなっている」というのは、事実と異なります。

昨夜、AFP-BBNewsに、誤りを指摘するメールを送ったところ、今日(19日)、
記事の内容が訂正されました。

北極圏は現在むしろ寒冷化に向かっており、海氷面積も回復に向かっています。
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm


以下たぶん、DAT落ちすると思いますが、元スレです。
科学ニュース+ <北極圏で気温が5度上昇、温暖化へのドミノ現象が原因 米報告>
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1224337895/

英語読めないので、真偽のほどは不明ですので、
ソース及び上記内容の判断は各自で確認願います。

AFPの記事では、訂正後、「今秋」という文字が消えています。
あんまり訂正してないというか反省の色が見えないなあ。

それでなくとも世界中の人達が、金融危機で、
ハートが後ろ向きになっている時期に、天下のマスゴミが
社会の不安を煽ってどうするつもりなんでしょうねえ。

もうひとつ面白い記事を。
wiredvisionから
「金融市場崩壊はテロ」説が登場:背景には「ネット金融市場の脆弱性」
という記事で
アーカンソー州の前知事マイク・ハッカビー氏が
市場の激烈な変動の背景にはテロリストが暗躍していると
Fox Newsの番組において語ったそうです。

http://wiredvision.jp/news/200810/2008102022.html

どっかで聞いたような名前だなあと思ったら…。

アーカンソー州の前知事マイク・ハッカビー(Mike Huckabee)氏は、
大統領選に出馬した共和党の政治家で、福音派の牧師で、
FOXテレビの大統領選コメンテーターだそうです。

自由の国アメリカならではですね。
誰の自由を保障してるんでしょう(笑)。

ねら~風に表現するとこれって何翻?って話になるんですが。

しまいに、雨が降っても
テロ(イスラム教)のせいにされそうです。

やれやれ…。

おやすみなさい。


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かぐやの特番

NHKスペシャル「月と地球 46億年の物語~探査機かぐや 最新報告~」

を見ました。

毎日毎日、難しい研究をしている
センセでも、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ってなるんだなあ。

なんか、好感度アップしてしまうなあ。

とNHKの特番を見てない人には、なんの話かよくわからない
事書いてすいません。

かぐやの成果をこういう形で
まとめてもらえると勉強になります。

内容、難しすぎて、さっぱりわからんかったけど。(笑)
でも、素人なSubettaが見ても、「うぉ~、スゴ~」って感じで面白かったです。

美しいHDTV画像と、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なセイセイと

三鷹のかぐや姫さん位しか
印象に残ってなかったり。(笑)

月から持ち帰ったらしい「オレンジソイル」の話が、

胡散臭かったなあ。


Mさんの情報なかったら
見逃すトコでした。
サンクス。

特番のあとに丁度やってた

「星新一のショート・ショート」
ってショートアニメ?が狙ってていいですねえ。

ストーリーは、
いきなりUFOが地球に
やってきて、日本の大統領や市民が歓迎セレモニーをするって
話なんですが、
やって来た宇宙人さんの見てくれが「醜悪」で
大統領や市民の表向きは、「大歓迎」なんだけど、
心の中では、「きも~」みたいな事思ってたりする訳なんですが、
そこのあたりをきっちり宇宙人さんのハイテクで見透かされてしまうって話だったりします。

宇宙中廻っていてこれほど裏表の激しい生物は
初めてやなあ~ってボヤくトコがオチみたいなんですが、

リアルで宇宙から地球を観察する科学者さんも

「地球人なんて言ってる事と「腹の中」が全然違う
宇宙一ウソつきな生物やなあ。」

なんてほんまにボヤいてそうですねえ。

リアル宇宙人さんに、
「ゴラ地球人、シバキまわすド~!」
なんて言われないよう
宇宙人さんにうっかり出会った時に備えて、

心を見透かされない様、「平常心」を養わないと。(笑)


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国内では、日本人受賞者ばかりに注目が集まる
ノーベル賞関連のニュースですが、
火星ネタに関係のある人も受賞しています。
誰かなあといえば、ノーベル化学賞において、
下村氏と共同受賞された、
中国系アメリカ人の銭 永健氏です。
どっかで見たことある名前だなあと思ったら、
この人のおじさんが
私達が毎日お世話になっている、火星画像のネタ元、
ジェット推進研究所(JPL)の共同創設者
銭学森氏だったりします。
戦後の一時期、アメリカを襲った
「赤狩り」による追放後、
中国の科学界において重きをなしたそうです。
しかし、中国帰国後も「文化大革命」という猛烈な嵐に
巻き込れたのですから、
たいへん苦労されたのではないかと思います。

現在、中国では、中国の宇宙開発の父という
評価となっています。


甥である、銭 永健氏が米国籍なのは、研究環境が素晴らしいだけでなく、
そのへんの事情もあるのではないかと…。

中国がロケットの軍事利用を
うまくこなせなかったのは、
この人の存在が大きかったのではないかと
思ったり…。

中国って、軍事利用から少しハズレた途端、、
えらいスピードで宇宙開発が進みましたから。


受賞の内容なんて全く理解不能な、
Subettaですが、
下村氏がファイマン先生の門下生だったり、下村氏の子息が
天才スーパーハッカー
(伝説の天才クラッカー、ケビン・ミトニックの逮捕に尽力した人)だったりと、
違う部分で、化け学賞に興味津々だったりしました。


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