日記: 2008年4月アーカイブ

ガソリン下がりましたね。
ちなみにドサクサに紛れて、
法人の交際費の制限が期限切れになっているそうです。
ガソリン税より消費活性化につながるかもしれません。


最近道路問題が注目を集めていますが、
Subettaは、「道路が絶対必要」という意見です。
マスコミが全く伝えない事なのですが、
実は、日本の道路の構造規格が国際規格から著しく劣るんです。
どういう事かというと、道路や橋桁が軟弱すぎて、
国際輸送に使われる、ISO規格の海上コンテナを積載した
トレーラーの走行に許認可が必要だという事です。
そのため、いったん港で倉庫に保管してから、
需要に応じて、パケット輸送をおこなっています。

以前、大きな災害をもたらした、阪神大震災ですが、
高速道路が倒れまくったのも、構造が軟弱な事が理由にあげられます。
高速道路の橋桁というのは、基本的に「起き上がりこぼし」
のような原理で、たとえ、地盤が軟弱でも、重心が下にある為、

(基礎が重りになってます)

転倒する「ハズ」がないんです。
しかし、転倒以前にポッキリと折れてしまいました。

さて、海外から完成品を輸入する場合には、
消費者に直接輸送可能であれば、
このパケット輸送も
物流コストを下げる要因にもなりますが、
日本の場合、原材料輸入して工場で加工、海外に輸出するというビジネスモデルである
為、国際競争力低下の原因になっています。

日本海上には、アジア-北米間を結ぶ、重要な海上輸送ルートがあるのですが、
通称をご存じですか?

「Japan passing(日本素通り)」

と呼ばれています。
アジア北米間の貿易において、
日本が無視されている現状を揶揄した蔑称でもあるのですが、
この悲惨な貿易の現状をマスコミは伝えようとしません。

最近はさらに「Japan nothing」とも。

シャレになりません。

さて、問題は、おそらく、世界一ではないかと思われる、
潤沢な道路予算を長期間使った結果が現在のお粗末な現状であるという事です。

日本における最高の道路規格である「高速道路」でさえ、
まともに、輸入貨物を輸送できない状態デス。

今後、道路を作り続けて、どうなるのかといえば、
道路規格が脆弱である為、道路を作れば、作るほど、走行に必要な許認可と
維持費が増えて物流コストが上昇すると言うことです。
わざわざ、地価の高い、港湾周辺に大きな工場を立地する必要がある理由も
このような理由があるからです。

一方、中国が、辺境地であるチベットに鉄道を
わざわざ、建設したり、高速道路の整備に余念がないのは、
日本を反面教師にしているからです。
日本企業が中国の沿岸部のみならず、内陸部へ進出できるのも
道路網が整備されているからです。
人件費がいくら安くても、物流コストが高ければ意味がありません。
道路の見た目は、日本に比べ劣悪かもしれませんが、
もともとの地盤が強固な為、日本に比べ、頑丈にできています。


ヤフオクで品物を売買する際に宅急便を使いますが、
いちいち、発送する際に役所に許認可をとらないですよね。

信じられない事ですが、最大積載量10トンを超えるトラックは、
経路によっては、いちいち案件毎に役所が

「道路や橋梁の構造計算(耐荷重計算)」をする必要があります。
日本の物流量を想像してみてください。

その為、許認可がほぼ必要のない、10トン積みの大型トラックが、
巷でよくみかけるのです。

国際標準は、約30トン積みです。

地方の政治家が訴えるように、
道路整備は本当に切実な問題なのですが、作れば作る程、
物流コストが上がり、地方が非活性化していきます。
ちなみにこの脆弱な道路の維持だけに五千億とも一兆円とも言われる
予算をつぎ込んでいます。道路事業費の総額を考えるとあまりにも
巨額の維持費をつぎ込んでいます。
これでは、いくら道路予算にお金をつぎ込んでも新規に道路を造る事ができません。
地方に道路を造っても、企業や工場を誘致できないのは、
単純にトレーラーが走行できないからです。

政治家が道路予算にやっきになるのは、
地方活性化や土木関係者への利益誘導だけでなく、
不動産業者に便宜を図る目的もあります。
不必要な道路を造る最大の目的は、不動産開発時に
建築物の容積や高さ規制を緩和してもらう為に
広い道路を造る必要があるからです。

さて、やっと本題に戻りますが、
自民党の麻生太郎前幹事長が
「(税率引き下げで)ガソリン消費を奨励するかのごとき結果を招くのは、
今から環境のサミット(主要国首脳会議)をやる日本として具合が悪い」
と述べたそうです。


麻生セメントの総帥として、道路事業は他人事ではない氏ですが、
ユニークなパフォーマンスをしている画像をみつけました。

小泉さんが、高速道路を目の敵にしている事はご存じと思いますが、
それが日本の国益を考えたものなのか、甚だ疑問に感じています。

道路を造っても国益に反し、造らなくても国益に反する。
このスキームを作り込み、世論工作を仕込んだのは、
誰なんでしょう?
難しい問題ですが、発想の転換が必要です。

そういえば、小泉政権で飄々としていた、「塩爺」こと
塩川正十郎さんって今何しているかご存じですか?
もうじき発足する日興シティホールディングスの「名誉会長」内定です。

下記画像のパフォーマンス、某掲示板で見つけたのですが、
本物?合成じゃないのかなあ?
何をやっているのかさっぱりわかりません(w
世の中、知らない方が幸せって話もあるしなあ。
詮索せんとこ。

環境は環境でも「メジャー」のビジネス環境を「保護」
してどうすんねん。


今日は、妄想に加えて、オカルトを炸裂させてみました。
では、また。


追記:

画像、調べてみたら、愛・地球博の閉会式の映像でした。

観客みんなでやってますねえ。公式サイトに映像が

残ってました。あのパフォーマンスは、偶然かな?

下記アドレスをアドレスバーにコピーして御覧ください。

閉会式と書いた動画リンクで御覧いただけます。

httpのhを追加してください。

ttp://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/0925_001.html

動画のアドレスです。

ttp://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/asx/topics092501m180closeceremony.asx


「Mars de Subetta」火星文明探索ホームページ

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